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平成30年度春季解答
問題71
政府は、IoTをはじめとする様々なICTが最大限に活用され、サイバー空間とフィジカル空間とが融合された“超スマート社会”の実現を推進している。
必要なものやサービスが人々に過不足なく提供され、年齢や性別などの違いにかかわらず、誰もが快適に生活することができるとされる“超スマート社会”実現への取組は何と呼ばれているか。
ア | e-Gov |
イ | Society 5.0 |
ウ | Web2.0 |
エ | ダイバーシティ社会 |
解答:イ
<解説>
ア | × | e-Gov(イーガブ)とは、総務省が運営する行政サービスの総合窓口ポータルサイト。行政手続きの電子申請や行政情報の検索・案内、政策に関する意見・要望の提出などの機能がある。 |
イ | 〇 | Society 5.0(ソサエティ5.0)とは、サイバー空間とフィジカル空間を融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する未来社会の姿である。 |
ウ | × | Web2.0(ウェブツーポイント)とは、インターネット上で情報が双方向でやり取りできるようになったインターネットの形態である。 |
エ | × | ダイバーシティ社会とは、性別や年齢、国籍、障害の有無、性的指向など、さまざまな背景や特性を持つ人々が共存し、尊重し合う社会である。 |
問題72
図は、製品Aの構成部品を示し、括弧内の数字は上位部品1個当たりの所要数量である。
この製品Aを10個生産する場合、部品Cは、少なくとも何個発注する必要があるか。
ここで、現在の部品Bの在庫は0個、部品Cの在庫は5個である。
ア | 15 |
イ | 20 |
ウ | 25 |
エ | 30 |
解答:ウ
<解説>
問題の図より次のことが分かる。
- 製品Aを1個生産するには、Bが2個とCが1個必要である。
⇒製品Aを10個生産するには、部品Bが20個と部品Cが10個必要である。 - 部品Bを1個生産するには、部品C個が1個と部品Dが1個と部品Eが1個必要である。
⇒部品Bを20個生産するには、部品C個が20個と部品Dが20個と部品Eが20個必要である。 - 1と2より部品Cは30個(10個+20個)必要である。
- 部品Cは在庫が5個存在する。したがって、部品Cは25個(30個-20個)必要である。
よって、ウが正解である。
問題73
インターネットショッピングで売上の全体に対して、あまり売れない商品の売上合計の占める割合が無視できない割合になっていることを指すものはどれか。
ア | アフィリエイト |
イ | オプトイン |
ウ | ドロップシッピング |
エ | ロングテール |
解答:エ
<解説>
ア | × | アフィリエイトとは、Webサイトやメールマガジンなどが企業サイトへリンクを張り、閲覧者がそのリンクを経由して当該企業のサイトで会員登録したり商品を購入したりすると、リンク元サイトの主催者に報酬が支払われるという広告手法。 |
イ | × | オプトインとは、ユーザーが企業やサービスに対して、情報を受け取ることや個人情報の利用について許可を与えることを意味します。 |
ウ | × | ドロップシッピングとはインターネット上における商品の広告または販売の一形態で、商品等をウェブサイトの閲覧者が購入した場合に商品の発送を販売したウェブサイトの提供者や広告者ではなく製造元や卸元が直接行う取引方法である。 |
エ | ○ | ロングテールとは、インターネットを用いた物品販売の手法、または概念の1つであり、販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えることで、総体としての売上げを大きくするものである。 |
問題74
図は、ある製品ロットの抜き取り検査の結果を示すOC曲線(検査特性曲線)である。
この図に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | p1%よりも大きい不良率のロットが合格する確率は、L1より大きい。 |
イ | p1%よりも小さい不良率のロットが不合格となる確率は、(1.0-L1)より大きい。 |
ウ | p2%よりも大きい不良率のロットが合格する確率は、L2より小さい。 |
エ | p2%よりも小さい不良率のロットが不合格となる確率は、L2より小さいる。 |
解答:ウ
<解説>
OC曲線(検査特性曲線)は,抜取り検査によって得たロットの不良率や検査 方法から.ロットの合格率を図示するためのグラフである。
横軸に不良率,縦軸に 合格率をとり,あるロットを抜き取って検査して得た不良率から,そのロット全 体が検査に合格する確率をグラフの曲線を用いて読み取るために使用する。
例えば,問題文のグラフでは不良率の値がp2(%)のとき,そのp2の位 置から垂直に見て曲線に到達したときの値=L2であるので.そのときのロッ トの合格率=L2となります。
さらに,不良率がp2より大きくなると,このグラフは右に進むにつれ曲線 が下がっていることから.「不良率がp2より大きくなる→そのロットの合格 率はL2より低下する」と言える。
ア | × | 不良率がp1 より大きくなると.このグラフは右に進むにつれ合格率 の値が下がっていることから、「不良率がp1より大きくなる→そのロットの合格率はL1より低下する」と言える |
イ | × | 不良率がp1 より小さくなると.そのロットの合格率はL1 よりも大きくなる |
ウ | 〇 | 正解である |
エ | × | 不良率がp2より小さくなると、そのロットの合格率はL2よりも大きくなる |
問題75
ビッグデータ分析の手法の一つであるデシジョンツリーを活用してマーケティング施策の判断に必要な事象を整理し、発生確率の制度を向上させた上で二つのマーケティング施策a、bの選択を行う。
マーケティング施策を実行した場合の利益増加額(売上増加額-費用)の期待値が最大となる施策と、そのときの利益増加額の期待値の組合せはどれか。
解答:ウ
<解説>
解説省略
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