平成30年度春季問題
問題1
AIにおけるディープラーニングに最も関連が深いものはどれか。
ア | 試行錯誤しながら条件を満たす解に到達する方法であり、場合分けを行い深さ優先で探索し、解が見つからなければ一つ前の場合分けの状態に後戻りする。 |
イ | 神経回路を模倣した方法であり、多層に配置された素子とそれらを結ぶ信号線で構成され、信号線に付随するパラメータを調整することによって入力に対して適切な解が出力される。 |
ウ | 生物の進化を模倣した方法であり、与えられた問題の解の候補を記号列で表現して、それを遺伝子に見立てて突然変異、後輩、とう汰を繰り返して逐次的により良い解に近づける。 |
エ | 物質の結晶ができる物理現象を模倣した方法であり、温度に見立てたパラメータを制御して、大ざっぱな解の候補から厳密な解の候補に変化させる。 |
問題2
表は、文字A~Eを符号化したときのビット表記と、それぞれの文字の出現確率を表したものである。 1文字当たりの平均ビット数はいくらになるか。
ア | 1.6 |
イ | 1.8 |
ウ | 2.5 |
エ | 2.8 |
問題3
ハミング符号とは,データに冗長ビットを付加して, 1ビットの誤りを訂正できるようにしたものである。ここでは,X1,X2,X3,X4の4ビットから成るデータに,3ビットの冗長ビットP3,P2,P1を付加したハミング符号 X1X2X3P3X4P2P1を考える。付加ビットP1,P2,P3は,それぞれ
X1⊕X3⊕X4⊕P1=0
X1⊕X2⊕X4⊕P2=0
X1⊕X2⊕X3⊕P3=0
となるように決める。ここで⊕は排他的論理和を表す。
ハミング符号 1110011 には1ビットの誤りが存在する。誤りビットを訂正したハミング符号はどれか。
ア | 0110011 |
イ | 1010011 |
ウ | 1100011 |
エ | 1110111 |
問題4
サンプリング周波数40kHz、量子化ビット数16ビットでA/D変換したモノラル音声の1秒間のデータ量は、何kバイトとなるか。 ここで、1kバイトは1,000バイトとする。
ア | 20 |
イ | 40 |
ウ | 80 |
エ | 640 |
問題5
非負の整数m 、n に対して次のとおりに定義された関数Ack(m , n )がある。 Ack(1, 3)の値はどれか。
ア | 3 |
イ | 4 |
ウ | 5 |
エ | 6 |
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